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 地道な技術の研鑽と探求心
初心を忘れずこだわりを持ち続けることが大切

代表取締役 中島良夫  

◇地域環境とたたずまい

 創業昭和35年。製材・木材業から住宅建築・不動産まで幅広く事業展開している中島木材(株)。長野県佐久市に広大な敷地を有する本社・製材工場は県産材や輸入材の原木、集成材等が所狭しと積み上げられ、いかにも材木商といった趣きを見せる。
 佐久市を中心とするここ佐久地方は佐久平・佐久盆地と呼ばれる標高700mを超える高原地帯。気候は高燥冷涼で、冬の寒い時期は場所によって零下20度近くまで気温が下がる日もあり、高気密高断熱住宅に対する関心も高い土地柄だ。

◇外断熱通気工法の導入

  「外断熱通気工法を導入したのは16年ぼど前。まだこの地城では高気密高断熱住宅が目新しかった頃で、お客様と一緒に勉強しながら家を造っていた、そんな時代でしたね」と専務取締役・中島良夫氏ば当時を振り返る。
 「様々な工法の中で、外断熱通気工法だったこと、断熱材にグラスウールを使わない点が魅力でした」
 当初、中島氏にとって気密測定で1を切るのが夢だったという。「その当時、1を切ったというのはカナダのR2000住宅ぐらい。日本でも北海道の実験でグラスウールをミリ単位で丁寧に施工してもその数値は出せなかったと記情しています。私も一生かかって1を切ればいいなと思ったぽど、それは大変な数値目標だった」
 そのためにどうすれば良いのか。技術的また施工上の研究・研鑽が繰り返されたことだろう。それが今も中島氏の「こだわり」という言葉のなかに窺い知ることができる。

◇納得できた外断熱通気工法の性能

 性能へのこだわり、施工上のこだわり、木材をはじめとした部材へのこだわり…。また「毎年何かテーマを決めてデータを収集し、それをSCに反映していく」という飽くなき探求心もまた氏のこだわりの表れ。これまでに防音や外壁、耐久性等を研究。そのデータを集積する一方、16年間にわたりモデルハウスや施主様の協カを得て室内温湿度と外気温度の測定も続けている。こだわりは常により良い住宅を提供・提案していきたいという情熱といってもいい。

 それば溯れば、気密測定で初めて1を切った時の感動がそうさせるのかもしれない。

◇情熱と努力を重ねた結果

 「一生かかってと思っていた目標がわずか1年足らずで達成できた時は本当にうれしかったし、誇りでもありました」 今でこそコンスタントに0.5を切るというが、もちろん一足飛びにそうなったのでばない。1から0.5という高いハードルもまたこれまでの一つ一つの積み重ねがあってこそはじめて達成できるもの。そういう情熱、こだわりの家を、ではユーザ−にどのようにアプローチしていったのか。

◇最初のモデルハウス完成

  「平成3年に第1棟目のモデルハウスを建て、体験宿泊を始めました。体験宿泊をされるお客様はご自身で相当勉強されておられます。私共で追いかけることはしませんでしたが、よそを見て最後は皆さんこちらに戻ってこられた。アブローチと言えば、宿泊される時にじっくりご説明するだけ。ただ『暖かさだけでなく匂いも体験して下さい』と。そこまでは気づかない。タバコや食品の匂い。何のために換気が必要なのかそれも是非体験してみて下さいということは申し上げてきました。それと現場見学会は欠かさず行います」
  この二つを主体とした営業展開は今も変らないし、ロコミでも着実に浸透しているが、さらにアピールしていくための企画提案として、今年取り組んでいるのが『オール電化と太陽光発電』。近くモデルハウスに取り人れデータ採取を始めるという。

◇自信を持って薦められる外断熱通気工法

 取材の最後に中島氏は「外断熱通気工法をやっていて良かったなと思うのは、施主様が毎年『ありがとう』といってくださること」だと話してくれた。

 

(付:掲載のイラスト、写真の家はすべて中島木材が手がけた家です。詳しくは施工例をご覧下さい。)

 

快適な住宅 を創る技術

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